タイ教育省は高等教育課程の学生が大学を越え、またインフォーマル教育を通して学際的に学ぶことが出来る新たな制度を開発している。
タイ高等教育局(The Office of Higher Education Commission:OHEC)は高等教育課程の学生が学士号取得や卒業証書を得る資格を有したまま学部を超えて、更に複数の大学で学ぶことを可能にする教育省の“学習単位バスケット(Study Credit Basket)”制度の草案を承認した。
OHEC局長Prasart Suebka氏は、学生は年齢に関係なく大学を超えて単位を取得することができると述べた。
学位取得のための単位を集める期限にも制限はない。さらに、学生は学位取得のための単位としてインフォーマル教育を登録することもできる。
OHECによれば、このシステムは、教育を単一の教育機関の教室に限定しない生涯学習体験にすることを目的としている。
しかし、Prasart局長は、この新制度はカリキュラム標準を規制する教育委員会による監査を受けなければならないと述べた。
また、大学間での効果的な単位交換を管理する明確な基準を定める必要があるほか、インフォーマル教育の提供源は、彼らが学生に伝える知識が標準的な基準を満たしているか評価を受ける必要がある。
2019年4月20日
Bangkok Post:New system to permit studies across unis
【ニュース・タイ】大学を超えた学びを可能にする新制度
地域 | アジア・オセアニア |
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