【ニュース・中国】清華大学、「紫荆心晴」ミニプログラムを発表 コロナ対策専用コンテンツで心理カウンセリングも可能

 
11月21日、清華大学万科公衆衛生・健康学院(以下、「清華衛健学院」)は、同学院のチームがオリジナル開発した専門のデジタルメンタルヘルス公益サービスプラットフォーム「紫荆心晴」ミニプログラム(訳注:特定のアプリ内で作動するアプリ内アプリ)を発表した。

 
コロナ禍で時空間の制約を受けて暮らす人々のために、チームは権威のある専門知識に裏打ちされ、エビデンスに基づいた簡便なデジタルメンタルヘルス介入技術を自主開発した。この技術をコアとし、インターネットデジタル技術と結合して、清華大学美術学部および清華大学玉泉医院と共同で、総合的デジタルメンタルヘルスサービスプラットフォーム「紫荆心晴」ミニプログラムが立ち上げられた。ミニプログラムには、心理学の基礎知識、心理評価、心理トレーニングの3つの機能が備わっており、コロナ禍でストレスを受けた人のために、コロナ対策専用コンテンツとして、専門的なメンタルヘルス公共サービスを提供している。

 
メンタルヘルスと精神衛生は個人の健康を構成する重要な構成要素の一部であり、すべての人々の全体的成長と幸福・健康に密接に関わるとともに、社会の調和と国の安定的かつ急速な発展を促す重要な要素でもある。このミニプログラムの公開は、目下の国民皆メンタルヘルス・精神衛生サービスの問題に焦点を当て、健康サービスの均質化を促す狙いがある。

 
2022/11/21


澎湃新闻: 清华大学发布“紫荆心晴”小程序,设置抗疫专区提供心理咨询

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
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