【ニュース・中国】「双一流」高等教育機関がファーウェイと重点実験室を設立(2)

 
北京郵電大学の喬建永学長は次のように述べた。北京郵電大学とファーウェイは長きにわたる良好な協力基盤を有しており、双方は祖国および人類
への貢献並びに科学技術の繁栄・促進に対してIT分野において突出した貢献をしてきた。

 
本学は共同設立される実験室の発展に大きな期待を寄せており、これまでと変わらず全面的に支援していく所存である。

 
「第14次5か年計画」のスタート地点に立ち、国は「双一流」学科建設および国家重点実験室体系全体計画の改善と再策定を推進している。そのなか
で、我々の実験室が新たな立ち位置と優位性を見出し、新たなメカニズムを実行することにより、北京郵電大学の「双一流」建設とファーウェイ社
の持続可能な発展に向けて、さらに大きな貢献をしていくことを願っている。また、情報通信分野において、国の重要な科学技術的問題を解決できる
代替不能な力を打ち立てていく。

 
ファーウェイ光製品ラインの靳玉志総裁は次のように述べた。我々は最も良い時代を生きている。F5G全光ネットワークの価値はこの時代に遺憾なく
発揮される見込みで、 F6Gを定義づける一連の作業がまもなく全面始動
しようとしている。北京郵電大学とファーウェイは今回の画期的な協力を通じて、
必ずや未来の通信システムネットワーク面における中国の科学技術力を大幅に強化
し、光技術の継続的進化を促すとともに、より幅広い分野に貢献して
いくはずである。

 
ファーウェイ北京研究所の常勝所長は次のように述べた。双方の1年近くに及ぶ努力の結果、北京郵電大学-ファーウェイ連合学院は既定の目標をほぼ達成
した。今後は連合学院を基盤に、科学研究、人材、産業を中心として、一体的なプラットフォームを引き続き構築していく。

 
学院では既に情報科学の主戦場を定め、優位性を有する学科資源を統合し、学際的複合型人材育成のための礎を築いている。

 
今回の合意に基づく実験室の共同設立と長期協力枠組みを皮切りに、手を取り合って奮闘し、必ずや新技術の支援、ハイレベル人材集積、産業の
応用実践という3大「拠点」を形成してほしいと願っている。

 
締結式では、北京郵電大学の任暁敏教授から、実験室の現在の状況、今回の協力における研究方向および今後の展望について説明があった。
ファーウェイ光製品ライン首席テクニカル・プランナーの唐暁軍氏は、ファーウェイ光製品ラインの関連状況および今後の発展方向について
説明した。

 
2021/05/08


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地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
社会との交流、産学官連携 社会貢献、産学官連携