【ニュース・中国】新華社:教員倫理を教員教育の「必修科目」に組み込む計画

 
教育部など5部門がこのほど発行した『教員教育振興行動計画(2018-2022年)』に基づき、中国は約5年間で、ハイレベルで特色のある教員教育学校と師範系専攻を創設し、さらに教員倫理教育を教員教育の全課程で一貫して行い、教員養成課程の学生の育成と教員研修課程のモジュールとすることとした。
 
同計画では、教員を育成・研修する際における倫理教育を強化する文書と教員の倫理教育研修の指導基準を定めた。社会主義の核心的価値観を育み、教員が教育や教学の場において全面的に実施するよう導く。また、教員法治研修要綱を制定しての法治教育の展開や、教員の法治素養と法に基づいて教鞭を執る能力の向上を試みる。
 
さらに同計画は責任者によると、教員への倫理養成教育の全面的推進の動き、教員育成レベルの向上の動き、農村部教員の素養向上の動き、教員養成課程の学生の気質改善の動き、「インターネット+教員教育」の革新の動き、教員教育改革実験区の建設の動き、ハイレベルな教員教育拠点の建設の動き、教員教育人材チームの最適化の動き、教員教育学科専攻構築の動き、教員教育の質保障の体制構築の動き、といった十大行動を主要措置として提起したものだという。
 
2018年3月29日
 
中国教育和科研计算机网:师德将列入教师教育“必修课”[来源:新华社]
 

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