「第2回日中韓教育相会合」が2018年3月21日東京で開催された。中国からは陳宝生教育部長、日本からは林芳正・文部科学相、そして韓国からは金相坤（キム・サンゴン）副首相兼教育部長官が出席し、終了後は「第二回日中韓教育相連名公報」にサインした。
 
3カ国の教育相は、「日中韓の3カ国はいずれもアジアの重要な国家として、共通のチャンスと課題に直面している。第1回会合が2016年に韓国で開催されて以来、日中韓の3カ国は共に努力し、合意された協力内容を着実に実行し、互いの教育協力は総体的にみて順調に発展し、すばらしい成果を収め、3カ国の人文交流の促進や地域関係の改善促進に重要な役割を果たした」との共通認識に至った。3カ国は今後も引き続き学生・青少年交流の推進に力を入れ、「キャンパス・アジア」プログラムを幅広く実施していくと同時に、様々な枠組みの下での協力を強化していくという。
 
陳宝生部長は、3カ国の教育部門は国家関係の発展における接着剤や潤滑剤といったような独特な役割を十分に発揮しているとし、その上で互いに学び、参考にし、手を携えて前へ進み、現地の経済社会発展のために人材支援や知力支援を提供し、地域の平和と発展に「プラスエネルギー」を注ぎ込み、人類運命共同体の構築に貢献していくべきだと表明した。また、同部長は会合前には林文科相、金教育部長官の各々と個別に会い、それぞれの交流の促進について話をしている。
 
2018年3月22日
 
中国教育和科研计算机网：第二次中日韩教育部长会议在日本召开［来源：教育部］