2019年1月24日、2019年全国高等教育処長会が鄭州にて開催され、教育部高等教育司の呉岩司長が、2019年における中国の高等教育は学部教育を全面的に振興させることを目標とすることを表明。
 
同司長は、2019年は新しい工学、医学、農学、文学について大きく発展させ、一流学部の建設、一流専攻の強化、一流カリキュラムの発表、一流教員の創出、一流品質の保証、一流人材の育成、といったことを行い、学部教育の全面的な振興の実現を業務目標にすることも発表。
 
会議の席で同司長は2019年の業務任務として以下を提起：「6つの卓越人材・1つの傑出人材育成」計画2.0の全面実施。このうちの具体的業務として：一流専攻建設の「ダブル1万計画」を実施し、1万の国家レベルの一流専攻ポイントと1万の省レベル一流専攻ポイントの建設を全体目標とし、2019－2021年までの3年間に数回に分けて推進する。また、「基礎学科傑出学生育成」計画2.0を実施。約260の基礎学科傑出学生育成基地を建設予定で、既存の基礎学科傑出学生育成基地は改めて選定への参加申請を行う。さらに、中西部の高等教育振興計画のアップグレード版を実施し、「中西部の高等教育振興計画のアップグレード実施の意見」を検討・制定する。
 
このほか、第5回中国「インターネット＋」大学生創新創業コンテストを開催し、2019年は大会の名前を中国国際「インターネット＋」大学生創新創業教育コンテストに変更し、5月から始める予定。高等教育セクターの強化、職業教育セクターの改善、国際セクターの拡大、萌芽セクターの模索を行う。
 
また、公共外国語教育改革を推進し、条件に合う高水準の大学で第2、第3公共外国語カリキュラムの開設を推進、あわせて22校の大学を選んで試行。
 
一流教員建設では、2019年は20前後の大学教員教育発展センターをモデルに選んで、60の大学の教学に関わる基礎部門組織業務の先進機関を大いに推進させる。
 
さらに、中央大学教育改革特別プロジェクトを活用して、2019年は本科教育の業務にフォーカスして数十億元の資金を投じるという。
 
2019年1月26日
 
青塔：教育部高教司：2019年将投入几十亿发展本科教育【来源：新京报】