【ニュース・中国】教育部は職業教育を計画、職業教育学校の学生が大学院入試に参加可

先日、中国教育部、国家発展改革委員会、財政部、人力資源・社会保障部、農業部と国務院扶貧開発領導小組弁公室の6部門は『現代職業教育システム作成計画(2014-2020年)』を共同で発表し、2015年までに現代職業教育システムの枠組みの基礎を構築し、2020年までに中国の特色ある現代職業教育システムを完成させると計画した。
同計画によると、2015年までに、中等職業教育、専科レベルの職業教育の在学生数はそれぞれ2250万人と1390万人を目標とし、2020年にはそれぞれ2350万人と1480万人を目標とするという。
職業教育における学校運営タイプは政府による運営、企業による運営やボランティアの力による運営、全日制の職業教育と非全日制の職業教育、学歴職業教育と非学歴職業教育が含まれる。職業教育レベルの構成は初等職業教育、中等職業教育、高等職業教育が含まれる。
同計画によると、普通学校と職業訓練校でコースや単位の相互承認の展開が可能となり、学習者は試験を通して普通学校と職業訓練校との間で転校、進学ができる。また普通高等学校は職業訓練校の卒業生を募集ができ、専門学校と共同し、ハイレベルな実践型人材を育成することができる見通しだ。

(2014年6月25日 Science Times/中国科学報)

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
人材育成 学生の就職、高技能職業人材の育成