教育部は2018年1月15日、記者会見を開き、第1次「国家優良オンライン公開講座」490クラスを発表した。
教育部高等教育司の呉岩司長によると、第1次「国家優良オンライン公開講座」の入選講座は、学部教育と高等職業教育公共課、専門基礎課、専門を中核とした課で、その中には中華優秀伝統文化課、革新創業課及び思想政治講座もある。入選した講座は、品質が高く、共有範囲も広い、そして、応用の効果が優れていて、高いモデル性を誇る、全体的として現在の中国のオンライン公開講座を代表する最高レベルに達しているものだという。490クラスの講座のうち、北京大学、清華大学、武漢大学、ハルビン工業大学などが主に設置した講座が全体の70.2%を占める344クラス入選しているという。
教育部が発表した統計データによると、現在、中国では募課(ムーク)※の設立と応用が爆発的に増加しており、多くのハイレベルの大学が続々と国際的に有名な講座のプラットフォームを開講している。関連する大学と機関が自主設立した国内ムークプラットフォームは10以上に達し、460以上の大学が設立した3,200以上のクラスのムークオンライン講座プラットフォームで、延べ5,500万人の大学生と社会人の学習者が講座を選択しており、中国のムーク数は世界トップに達している。
※ 慕課:英語でMOOC(MassiveOpenOnlineCourses)と表記される。ウェブで公開され、世界中の人が受講することのできる大規模講義のことを示す。出典:朝日新聞掲載「キーワード」
2018年1月15日
新华网:教育部推出首批490门国家精品在线开放课程
【ニュース・中国】教育部が「国家優良オンライン公開講座」490クラスを発表
地域 | アジア・オセアニア |
国 | 中国 |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育、質の保証 |
レポート | 海外センター |