また一年が経ち、高考受験者募集の時期がやってきた。優秀な人材にどのように医学関連の事業に興味を持たせ、その道を選ばせるか?
どのように責任感があり温かさのある医者をより多く育成できるか?
復旦大学上海医学部では、感染症対策精神という財産がすでに人材育成の豊かな土壌となっている。感染症対策の第一線から開講された専門授業
に始まり、感染拡大と戦う人の生きた情報の共有まで、また医学部学生ボランティアの所へ各戦線・戦場から明るいメッセージと情熱を送るまで
――復旦大学上海医学部はコロナウイルスとの戦いという政治思想教育の「生きた教材」を生かして、コロナウイルスとの戦いを人材育成に役立て
ている。
「今回の感染との戦いを経て、皆がそれぞれ意識を高くし、ウイルスへの認識、自分に対する考え、世界に対する見方を改めた」復旦大学党委員会
副書記兼上海医学部党委員会書記の袁正宏氏は、政治思想教育はキャンパス内だけではなく、国家と足並みを揃えた実践の中にあると述べる。
コロナウイルスとの戦いの経験を深化細分化し医学部学生の生きた教材とすることで、学生たちが医学事業に身を投じる初心を確固たるものにし、
国民の健康を守るという使命と責任を抱くようにするのだ。
2020年08月10日