【ニュース・中国】世界MOOC大会VRサブフォーラムが開催 ITと教育改革に焦点(1)

 
12月9日の夜、2020年世界MOOC大会VRサブフォーラムが開催された。サブフォーラムは「VR:ITと教育改革」をテーマに、VR技術および設備に
サポートされた実験教育に焦点を当て、中国VR実験教育イノベーション連盟の運営で開催された。清華大学常務副校長兼中国VR実験教育
イノベーション連盟理事長の王希勤氏が開幕の挨拶を行い、教育部高教司の宋毅一級巡視員らが会議に出席した。

 
フォーラムでは、全米工学アカデミー(NAE)会員、中国工程院外国人院士、ロシア科学アカデミー外国人会員、清華大学東南アジアセンター教務長、CDIO イニシアティブ共同創設主任の肩書を持つMITのエドワード・クロウリー教授らVRおよび教育分野の専門家9名がすばらしい報告を行なった。

 
専門家9名は中国、シンガポール、オーストラリア、オーストリア、イタリア、アメリカから招かれており、アジア、オセアニア、ヨーロッパ、アメリカの4大陸を網羅している。
 
開幕の挨拶で、王希勤氏は新型コロナウイルス感染症の拡大という世情とITの発展を関連付けるという観点から、時代を発展させる大変革における
VR技術の重要な意義について述べた。フォーラムはバーチャル会議形式で行なわれ、李兆基 科技大楼デジタル化開発能力センターに実際の会議場が
設置された。
 
全国の高等教育機関からVR実験教育の第一線で活躍する教員および専門家200名がバーチャル会議にリモート参加し、その他大勢の視聴者はライブ
配信を通じて会議を視聴した。挨拶と報告部分はバーチャル会議室内で行われ、3Dインタラクティブ・バーチャル・シーンを通じて、視聴者にも
臨場感を与えるなど、VRによる仮想世界の再現力が十分に発揮されている。

 
2020/12/10
 


澎湃新闻: 世界慕课大会虚拟仿真分论坛举行,聚焦信息技术与教学变革

地域 アジア・オセアニア
中国
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育、質の保証