2022年4月8日に終了した第2弾のParcoursup(高校卒業後の進学先を決めるためのプラットフォーム)では、志願者が出願書類を完成させ、希望の進学先を決定した。合計で93万6千人の志願者が少なくとも1つの進学先を決定した。昨年に比べ微増(+0.6%)となった。
このうち、最も多いのはフランスのバカロレアを目指す高校生(フランス国内外で教育を受けた)であり、その数は62万2千人で、2021年よりも若干減少している(2%減)。また、1年目に方向転換を希望する学生や、年度末の結果を待ちつつ予防的な選択をする学生も18万6千人いる(2021年比+2%)。
さらに、その他の志願者のうち、復学を予定している応募者は9万5千人で、そのうち5万7千人はParcours+(職業経験認定コース)モジュールによる職業訓練にも関心があり、3万3000人は海外留学中(海外にあるフランスの高校を除く)である。
全体では、約1160万件の志願者が学生資格の第一希望および第二希望を提出した(2021年比0.8%増)。実習プログラム(Apprentissage)はプラットフォーム上でより多く提供され(2021年の5,900件に対し7500件)、引き続き人気を博しており、19万1千の志願者がすでに90万4千件の申請を行った。
高等教育機関による申請書の審査は現在実施中である。志願者は、2022年6月2日より、審査結果を確認できるようになる予定である。
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Ministère de l’Enseignement supérieur: Parcoursup 2022 : 936 000 candidats ont confirmé au moins un vœu
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