【ニュース・フランス】高等教育における性犯罪と性的暴力に関するシンポジウム:Frédérique Vidal大臣のスピーチ

 
Frédérique Vidal大臣は2017年12月4日、Paris-Diderot大学で開かれた高等教育と研究における性犯罪・性的暴力に関するシンポジウムで講演をした。
 

共和国大統領は男女間の平等を向こう5年間の大きな目標とし、2018年は性犯罪と性的暴力と戦うための法案成立を目標としており、そのような状況の中で今日のシンポジウムが開かれた。
 
性犯罪、性的暴力との戦いに立ち向かうための協議の一環として、高等教育機関、研究コミュニティ全体が行動を起こすことを提案する。
 
2018年1月から3月まで、この協議は専門家、研究者、フィールドワーカーで構成される4つのテーマ別グループによって、それぞれが問題を検討することを求めている。目標は完全で効果的な行動計画を作成することである。
 
本日午後、フランス国立人口統計学研究所(INED)が行った調査「暴力とジェンダーの関係:女性と男性に対する暴力の状況と結果」(VIRAGE)に高等教育・研究・イノベーション省が行った支援を再確認したいと思う。
 
2018年新学期までにすべての大学や学校に相談室を設けたいと考えている。また、2020年まで、13,000人のCROUS職員が、不平等をよりよく理解し、それらをよりよく識別して対処できるよう、体系的な訓練を施すこととしたい。

 
2018年1月5日
 
Colloque sur les violences sexistes et sexuelles dans l’E.S.R. : intervention de Frédérique Vidal
 

地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
その他 その他
レポート 海外センター