【ニュース・フランス】研究編成法:研究を支援する135のジュニア・プロフェッサーシップ

 
研究編成法は、才能ある若い研究者のアカデミックキャリアを後押しすることを目的として、2030年までに2000人のジュニア・プロフェッサーシップを創設し、研究活動の基盤を作り発展させるために、ANR から平均200,000€ を支給することを提案している。

 
第二次のジュニア・プロフェッサーシップの募集では、高等教育・研究・イノベーション省へ研究機関や組織から316件の応募が寄せられた。

 
このジュニア・プロフェッサーシップは、研究・教育プロジェクトに基づく新しい採用方法である。テニュア委員会によって科学的価値と職業適性が評価され、3〜6年後に大学教授またはその同等職、研究ディレクターのテニュアポジションに就くことができる。したがってこれらは、研究機関や組織で新たに生まれるポジションである。

 
2021年に92件のジュニア・プロフェッサーシップが採択された後、国による高等教育における研究・教育への取り組みを継続するために、今年は135件が採択されることとなる。さらに、2022年には採択者を19%増加させることを予定している。

 
この研究編成法の強力な施策は、若手研究者を惹きつけ、国際的な研究の旗手となるような非常に高いレベルの研究を生み出すことに貢献している。

 
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Ministère de l’Enseignement supérieur: 
Loi de programmation de la recherche : 135 chaires de professeur junior pour accompagner la recherche


地域 欧州
フランス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
研究支援 研究助成・ファンディング、研究者向けフェローシップ