【ニュース・フランス】学士とグランゼコール準備クラスに関する国の枠組み要素

 
学生計画(Plan Etudiants)は、高等教育における学士の方向付けと成功を改善することをめざしている。バカロレア取得者が高等教育コースで学ぶことができる教育内容を把握できるよう、あらゆる情報を大学入学のためのプラットフォームParcoursupに掲載している。これまで高等教育機関で必要とされる知識とスキルが暗黙のうちに期待されてきたが、今後は高校生が情報に基づいて、進路選択ができるよう明示される。
 
学士を得るために、国が定める期待される事項の枠組みは高等教育に関係するすべてのアクターとともに精査された。一方、グランゼコール準備クラスに関する同様の枠組み作成は、国民教育総局(IGEN)によって行われた。これらの枠組み要素は、それに付随する教育内容の特徴をよりよく示すことができる。
 
2018年1月22日から、これらの枠組みはParcoursupで閲覧できるようになる。それぞれのシートには、教育内容の特徴と、そのコースに入学した場合、前提条件として期待される知識とスキルが示されている。
 
国が定める枠組みの草案は、高等教育・研究・イノベーション省(MESRI)、国民教育省(MEN)、大学長会議(CPU)、グランゼコール会議(CGE)、フランス工学学校校長会(CDEFI)が2017年12月6日に、学生の学業成功のためのサービスにおいて、学生に期待されている事項に関する「憲章」を作成することに合意した。
 
2018年1月12日
 
Eléments de cadrage national des attendus pour les mentions de Licence
 

地域 西欧
フランス
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