2022年から2023年にかけて、高等教育・研究省と科学アカデミーは、フランスの研究者とASEAN地域(タイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム)の研究者の既存の協力関係に光を当て、今後数年間で協力を深める機会を与える科学賞を設立することを決定した。
Tremplin賞は、フランス-アフリカ活動期(?)の一環として2020年に初めて実施され、フランスとアフリカのチームによる6件の二国間協力に授与された。2回目の募集は、2021年のフランス-ポルトガル活動期に始動し、フランスとポルトガルの研究者による4つの科学的共同研究が表彰された。
募集の目的
科学アカデミーと高等教育・研究省は、2022年-2023年に6プロジェクトに対し、各22,000ユーロを授与することとしている。 この懸賞は、対象の7カ国のうち1カ国とフランスの2チーム間で行われてきた、2年間の共同研究プロジェクトの継続と拡大を奨励することにより、これを強調・強化することを目的としている。
このうち1件は、「仏・タイ イノベーション年」に際し、欧州外務省と在タイフランス大使館の後援を受ける予定である。これはタイに限定された賞だが、他のTremplin賞と同様に、共同研究の科学的な質に関する基準が適用される予定である。
今回のプロジェクト募集の対象国は以下の通り。
タイ、カンボジア、インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、ベトナム
- 応募資格
- 選考基準
- プロジェクトの選考
- 懸賞の金額
応募者は、共同研究(フランスの研究機関と、7カ国のうちのいずれかの国の研究機関の研究者2名により実施)ですでに得られた確固たる成果に基づいて研究プログラムを提示し、この協力により発展させる目標を詳述すること。
この公募は、すべての科学的テーマを対象とする。
既に得られている研究成果の科学的質
参加するラボラトリーの相補性
共同研究継続のためのプロジェクトの科学的質
プロジェクトは、科学アカデミーが調整する審査員によって選考される。フランスでの若手研究者の受入れに関連する申請については、特に留意する。
懸賞の額は、受賞チームごとに22,000ユーロである。これは、研究室が所属するフランスの機関に助成金の形で支払われる。採択されたプロジェクトに関連するあらゆる種類の経費として使用することができる。最終報告書の提出が求められる。
懸賞は、高等教育・研究省(5件)および欧州外務省 (「仏・タイ イノベーション年」の枠組で1件)によって資金提供される。
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Ministère de l’Enseignement supérieur: Prix Tremplin ASEAN de coopération bilatérale en recherche
地域 | 西欧、EU |
国 | フランス |
取組レベル | 政府レベルでの取組 |
国際交流 | 国際化 |
研究支援 | 研究助成・ファンディング |