【ニュース・フランス】イノベーションコンクール:I-LAB、I-PHD、I-NOV

 
2021年イノベーションコンクール:全部門で243名の受賞者(i-Lab 受賞者69名と i-PhD 受賞者43名)

 
2021年7月8日木曜日にイノベーションコンクールの243人の受賞者(i-Lab、i-PhD、i-Novの3つの補完的な部門で構成されている)が発表された。
この式典では、i-Labコンクールの69人の受賞者と、i-PhDコンクールの43人の受賞者である若手研究者が表彰された。イノベーションコンクール
では、フランスの最先端研究の進歩から生まれた革新的な企業の創設と発展を促進し、強力な技術的内容を持っている。

 
i-Lab コンクール:10大賞を含む69名の受賞者

 
i-Labコンクールでは、革新的テクノロジー企業の創設を通じて、公的研究の成果の活用を促進している。Bpifrance と提携の下、高等教育・
研究・イノベーション省が主催し、1プロジェクトあたり最大60万ユーロの財政支援をすることにより、革新的な製品とプロセス、技術サービス
の最終決定に向けた最高の研究開発プロジェクトに資金を提供する。合計2600万ユーロの予算が割り当てられる。

 
i-Labコンクールの2つの目的:革新的なテクノロジーに基づく企業創設のプロジェクトを見つけ出し、引き出すこと;研究成果の社会経済界への移転を促進
すること

 
→i-Labは革新的なプロジェクトのリーダーにとって特権的となり、Deeptechの投資家が満場一致で認めたクオリティとなった。

 
23年間で、i-Lab コンクールはイノベーションの世界でベンチマークとなり、Deeptech のスタートアップにとって真の成長促進源としての地位
を確立した。1999年以来、2155近くの企業の創設につながり、そのうち65%は現在も運営されている。このうち30社の株式が公開されている。

 
2021年版では、専門家からなる審査員は、399の候補の中から、10のグランプリを含む69人の受賞者を選出した。この第23版では、受賞プロジェクト
の大半(63%)が公的研究によるもので、健康とデジタル技術の分野(受賞プロジェクトの80%)が優勢であり、受賞者の女性の割合が2020年
の20%に対して13%まで減少したという特徴がある。

 
10のグランプリには、イノベーション評議会で選ばれた大きな課題のプロジェクトや、第4回未来の投資プログラム(PIA 4)の枠組み内で実施
されたイノベーション加速戦略のテーマに沿ったものが輝いた。これらのプロジェクトは、さらに成長するためにスポンサーから支援を受ける。

 
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Ministère de l’Enseignement supérieur: 
Concours d’innovation 2021 : 243 lauréats tous volets confondus dont 69 lauréats i-Lab et 43 lauréats i-PhD


地域 西欧
フランス
取組レベル 政府レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 研究
顕彰 顕彰