春にボンで開かれた評議会の決定を受けて、ドイツ研究振興協会(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)は、新たに2つのリサーチ・グループ(旧:リサーチ・ユニット)と、1つのコレーグ・リサーチ・グループ(旧:コレーグ・リサーチ・ユニット)を設置した。
リサーチ・グループにより、研究者がそれぞれの研究分野における最新の差し迫った課題に対処し、革新的な研究開発することが可能になる。コレーグ・リサーチ・グループは、特に人文社会学を専門とするプロジェクトを対象としている。採択されたリサーチ・グループは最大2~3年間、コレーグ・リサーチ・グループは最大2~4年間の支援を受ける。
採択された3つのグループは、最初の支援期間に合計約1,000万ユーロの支援を受ける予定である。このうち、22%を間接経費が占める。全体として、現在DFGは182のリサーチ・グループを支援している。
新たに採択されたリサーチ・グループは以下の通り。(代表機関のアルファベット順)
- 代表機関:ライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボン、代表者:Prof. Dr. Jörg Höhfeld、研究テーマ:機械的ストレスに対する細胞防御メカニズム” Zelluläre Schutzmechanismen gegen mechanischen Stress”
- 代表機関:ハンブルク大学、代表者:Prof. Dr. Frank Fehrenbach、研究テーマ:力のイマジネーション„Imaginarien der Kraft“
- 代表機関:トリアー大学、代表者:Prof. Dr. Ralf Münnich、研究テーマ:学際的小規模マイクロシミュレーションモデル(MicroSim)„Sektorenübergreifendes kleinräumiges Mikrosimulationsmodell (MikroSim)“
2018年3月16日
DFG:DFG fördert zwei neue Forschungsgruppen und eine neue Kolleg-Forschungsgruppe