【ニュース・ドイツ】ワクチンサミットを終えて:HRK理事長は学生たちを対象としたワクチン接種プログラムを呼びかける

 
HRK 理事長であるピーター・アンドレ・アルト教授は、ベルリンで、連邦首相と州の首相との昨日の「ワクチンサミット」の結果についてコメント
した。

 
「ドイツにおけるCOVID-19 ワクチン接種の進捗の見通しは、全体的にポジティブのようだ。国内で再来週からスタートする優先順位の撤廃は
そのように示している。しかしながら、これは今、特別なグループである学生への組織的なサポートと結び付けられなければならない。

 
危機にさらされているのは、ほぼ300万名の、3学期の間、緊急事態にある学生であり、対面授業なしで、同級生との交流もとても制限され、
アカデミックな生活の中心である活発な個人間のやり取りもない。大規模なデジタル配信への移行が成功したが、とても長く続いているこの種類の
学習への集中は、学生と教員にとって同様に重荷である。

 
大学の授業はクラス単位でなく集団の構成を変えながら行われる。そしてしばしば場所を大きく変えて行われる。大学はそれゆえ、学生と教員の高い
ワクチン接種率に応じてのみ通常の運営に戻すことができる。つまり、個人がコロナの検査をすることでは実現できない。

 
この理由により、ワクチンキャンペーンには学生への特別な支援が至急必要である。これは、9月末までだけの包括的なワクチンスキームは、
次の冬学期での十分な量の学生の免疫を保証できないためである。

 
(1) ワクチンセンターを特に学生のために開き続けること
(2) 大学、特に医学部が学生のためのワクチンキャンペーンに参加すること
(3) 学生のために大学に在籍する医師を活用することが解決策になりうる

 
連邦政府のサポートを受けた連邦州は、適切な方法と必要なリソースについて直ちに大学と合意するべきである。」

 
2021年5月28日


HRK: „BAföG Digital“ ab Mai in weiteren Ländern verfügbar


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