【ニュース・ドイツ】ピーターアンドレ・アルト氏が新しいHRK会長に就任

 
ベルリン自由大学長のピーターアンドレ・アルト(Peter-André Alt)氏は、2018年8月1日からドイツ大学長会議(Hochschulrektorenkonferenz:HRK)の新会長に就任予定である。2018年4月24日にマンハイムで行われた総会では、任期3年間のHRK会長として、圧倒的大多数でアルト氏が選出された。
 
次期HRK会長となるアルト氏は、ベルリン自由大学でドイツ言語学、政治学、歴史、哲学を学び、博士号および大学教授資格(Habilitation)を取得した。ルール大学ボーフム、ユリウス・マクシミリアン大学ヴュルツブルクで教授職を執った後、2005年にベルリン自由大学に教授として戻った。哲学・人文科学の学部長を2年間務め、2010年にベルリン自由大学の学長に選出された。
 
現在アルト氏は57歳であるが、2011年から2012年までと2017年から2018年までの2期、ベルリン区域の大学長会議の議長を務めた。 2014年からはGerman U15のCEOを2年間務めた。
 
アルト氏は、2012年からHRK会長を務めたヒップラー氏(Horst Hippler)の後任となる。
 
HRK会長の任期は3年であり、1度だけ再選が可能である。 2015年のHRK規則改正後、選考委員会は初めて、アルト氏を唯一の候補者として指名した。
 
2018年4月24日
 
HRK:Peter-André Alt wird neuer HRK-Präsident

地域 中東欧・ロシア
ドイツ
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