【ニュース・ドイツ】ドイツ研究振興協会(DFG)、ボンで年次総会を開催(2018年7月2日~4日)

 
ライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボン(ボン大学)の200周年記念を受け、ノルトライン=ヴェストファーレン州のラスチェ(Laschet)首相、連邦教育研究省(Bundesministeriums für Bildung und Forschung:BMBF)のカリチェック(Karliczek)大臣も祝賀行事に参加予定
 
2018年に創立200周年を迎えるボン大学の招待を受け、2018年7月2日から4日にかけてドイツ研究振興協会(Deutsche Forschungsgemeinschaft:DFG)の年次総会がボンで開催される。会期中は、ドイツ最大の研究助成機関であり、ドイツ中央学術振興自治組織であるDFGの理事会から評議会、主要委員会、そして会員総会に至るすべての中央審議会が開かれる。
 
7月4日にボン大学の選帝候宮殿の講堂で開催予定の会員総会では、DFGのペーター・シュトロシュナイダー(Peter Strohschneider)理事長と、ドロテー・ツヴォニク(Dorothee Dzwonnek)事務総長は、ハレで開催された昨年度の会員総会以降のDFGの振興活動を振り返る。会員総会ではさらに、DFGの振興活動のために最も重要なデータと、採択された振興プロジェクトを記載した「年次報告書2017」が発表される予定である。その他にも、DFGにおいて最も重要な学術審議体である、評議会の選挙が議題に上がっている。
 
会員総会ではまた、ドイツの研究資金提供に関する最も包括的な情報源とされている「DFG Funding Atlas」の新版も発表される予定である。「DFG Funding Atlas」は1997年から3年ごとに発行されており、特に欧州研究領域(ERA)と世界における研究資金や、DFG資金提供プログラムである特別研究領域プログラムの50周年記念に焦点を当てている。新版の「DFG Funding Atlas」は一般公開予定であり、7月5日にベルリンで行われるDFGの記者会見で、ドイツ大学長会議(Hochschulrektorenkonferenz:HRK)、ドイツ学術財団連盟とともに発表予定である。
 
2018年6月11日
 
DFG:DFG-Jahresversammlung vom 2. bis 4. Juli 2018 in Bonn
 

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