タンザニアのドドマ大学(University of Dodoma)で、キャンパス周辺のコミュニティで暮らす、基礎教育を受けてこなかった人々を対象とした識字プログラムが導入された。同大学のジョゼフ・マナセ(Joseph Manase)博士は、ンゴンゴナ(Ng’ong’ona)地域の住民約80人がこのプログラムに登録したと語った。
マナセ博士によると、ドドマ大学がこのプログラムを開始したのは、キャンパス周辺のコミュニティではすべての世帯で少なくとも二人が非識字だということが、調査によって明らかになったためだという。また、ドドマ大学の調査によってキャンパスの周辺に約3,000人の非識字者がいることが分かったとのことである。マナセ博士は、識字プログラムの実施について同大学副学長のイドリス・キクラ(Idris Kikula)教授に感謝の意を表明するとともに、このプログラムは理想的な取り組みであると指摘した。
2018年5月10日
Tanzania Daily News:UDOM Launches Programme to Educate Surrounding Communities
【ニュース・タンザニア】ドドマ大学、キャンパスの周辺地域を対象とした教育プログラムを開始
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