【ニュース・タンザニア】タンザニア通信制大学の副学長、受刑者が遠隔教育を受けることができない問題を指摘

 
タンザニアのダルエスサラームでアフリカ遠隔教育評議会(African Council for Distance Education)の会議が2日間にわたって開催された。この会議には多くの大学の副学長が出席していた。
 
その会議の冒頭で、タンザニア通信制大学(Open University of Tanzania)のエリファス・ビサンダ(Elifas Bisanda)副学長が演説をおこなった。ビサンダ副学長はこの演説のなかで、遠隔教育プログラムはデジタル化されているものの、受刑者は法律によって電子機器の保有を禁じられていると語った。また、そのため受刑者がこのプログラムにアクセスできなくなっているという。また、法律が受刑者に対して厳しすぎることによって、恵まれない人々が遠隔教育を受ける機会が妨げられているとのことである。
 
さらに、より多くの人々が遠隔教育の機会を得るためには、この問題を解決する必要があるということが指摘された。
 
2019年3月15日
 
IPP Media:VC laments prisoners’ distance education lock out
 

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