【ニュース・タンザニア】タンザニアのフェミニスト活動家、政府に看護学校への給食導入を要求

 
タンザニアのフェミニスト活動家ら、看護学校にかつて存在していた給食制度を再導入するよう政府に対して要求している。先日、西部地方と湖沼地方に位置する20校の看護学校で調査が実施され、食費を用意することが出来ない女子学生が性暴力の被害を受けていることが明らかになった。活動家らの要求は、この調査結果を受けたものである。
 
世界的に活動する非営利団体のJhpiegoでジェンダー・青少年問題の技術アドバイザーを務めるメアリー・ルウェガシラ(Mary Rwegasira)氏がメディアに語ったところによると、タンザニアの看護学校を取り巻く現在の状況を変えるために、慎重な行動が求められているという。同氏はさらに、Jhpiegoが「タンザニアの村落地域に、より多くのより良い助産師を(More and Better Midwives for rural Tanzania)」という名称のプロジェクトによって看護学校の状況に関する調査を実施したところ、給食制度の不在が男子学生よりも女子学生により多くの負の影響をもたらしていることが明らかになったと語った。
 
2019年3月7日
 
Daily News:State urged to introduce meals in nursing colleges

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