【ニュース・ケニア】ジョモ・ケニヤッタ農工大学の学生、トタル社のスタートアップ賞で受賞

 
ジョモ・ケニヤッタ農工大学(Jomo Kenyatta University of Agriculture and Technology:JKUAT)電気電子工学科の最終学年に在籍するギルバート・ナキボリ(Gilbert Nakiboli)氏が、サファリウィズ(SafariWiz)という名称のアプリを開発した。このアプリは、ケニアにおける道路交通の安全性を高めることを目的とした製品である。この製品は、2019年3月5日、トタル社(Total)によって開催された2019年度最優秀スタートアップ企業チャレンジで、「より良いエネルギーに貢献するスタートアップ企業賞」を受賞した。この受賞によって、同大学のイノベーションに対する評価が著しく高まっている。
 
このイベントは世界55カ国で開催されている。その目的は、地域のコミュニティが抱えているさまざまな問題に対処するのに役立つ、優れたアイデアやプロジェクトを支援することである。
 
サファリウィズは、GISやGPSなど地図に関する技術を活用することで、天候や事故に関する重要な情報を提供するサービスである。またこのアプリを使うことによって、ドライバーは車庫、ガソリンスタンド、そして救急センターなどに到着するまでの所要時間を簡単に知ることができる。
 
2019年3月6日
 
JKUAT:Tech Expo Winner Shines at the Total Startupper of the Year Challenge

地域 中東・アフリカ
ケニア
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
顕彰 顕彰
レポート 海外センター