ルワンダでは、社会と経済の発展の鍵を握るのは情報通信技術であり、それは知識ベースの社会に迅速に移行するうえでも重要だと考えられている。そのため、同国では情報通信技術の積極的な導入と投資が行われている。
その結果、同国の市民と組織にとってサイバーセキュリティに関連した脅威が重大なリスクになりつつある。これらのリスクを軽減するために、ルワンダ情報化振興局(Rwanda Information Society Authority)の情報通信技術セキュリティ部門は、全国サイバーセキュリティ向上キャンペーンを実施してきた。このキャンペーンの目的は、市民(とくに地方自治体の電子サービス利用者)にインターネットセキュリティ関連の脅威について知ってもらうとともに、そうした脅威から身を守るための方法を教授することである。
さらに、ルワンダ情報化振興局は、CIO東アフリカ(CIO East Africa)というメディア企業と協力して第1回クラウド・サイバーセキュリティサミット(Cloud and Cyber Security Summit)をキガリ(Kigali)市で開催した。このサミットは「安心・安全なオンラインサービス」をテーマとしており、ルワンダ全国サイバーセキュリティ向上週間(Rwanda National Cybersecurity Awareness Week)の目玉イベントとなる。
2019年3月6日
CIO:Rwanda to focus on “Safe and Secure Services Online” during this year’s CSAW
【ニュース・ルワンダ】ルワンダ政府、サイバーセキュリティ対策を強化
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