2021年8月11日、NSTDA（タイ国立技術開発庁）の Dr.Narong Sirilertworakul 理事長と日本の国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合
開発機構（NEDO）の及川洋副理事長は、NSTDA と NEDO 間の 覚書を締結した。この協力関係は、タイのバイオ・循環型・グリーン経済（BCG）
モデルと日本のグリーン成長戦略の補完関係に基づき、持続可能な環境に優しい経済成長のための BCG の技術とイノベーションの開発と実施を強調する
ものである。

 
NSTDA と NEDO は、製造技術から医療機器技術、バイオテクノロジーに至るまで、様々な技術分野に及び、長きにわたり協力関係を築いてきた。
今回の協力関係の更新は、双方の技術的進歩と強みを統合し、環境を保全しながら持続的な経済成長を促進するための新たな始まりとなる。

 
今回の覚書締結は、タイの Don Pramudwinai 副首相兼外務大臣と日本の茂木敏充外務大臣が共同議長を務める第5回日タイハイレベル合同委員会
のテレビ会議で行われた。議題は、新型コロナのパンデミックからの持続的な経済復興を支援するための経済協力について (1）タイの BCG モデル
と日本のグリーン成長戦略との連携（2）貿易、投資、産業開発、ビジネス環境の強化における協力（3）コネクティビティの強化、メコン圏の開発、ヘルス
ケア分野における協力 という3つの重要な分野に焦点を当てるものであった。

NSTDA： NSTDA and NEDO form partnership in Bio-Circular-Green Economy