キングモンクット工科大学トンブリ校 は、タイが今、高校卒業者数の減少とテクノロジーの崩壊に直面していることを踏まえ、「”university for all ages” 全世代向けの大学」になるという目標を定めた。
KMUTT の学長 Suvit Saetia 氏は、出生率の低下およびテクノロジーの崩壊がタイの労働市場を変えつつあると述べた。タイではまもなく生産年齢
人口が減少し、既に雇用市場にいる人々は、テクノロジーの変化に追いつくために再教育を受け、スキルアップをしなければならなくなるだろう。
Suvit 氏は、これからの大学は、学習年齢制限のない、全世代向けの場になる必要があると述べた。
「今の大学は、高卒の学生だけを対象にしているわけではない。既に社会人となっている3800万人の人々にも注目していかなければならない。」
と彼は語る。
Suvit 氏は、より安価でアクセスしやすい非学位やオンラインコースの需要はすぐに増加することを確信していると話す。再教育を受けたいと考える
人々は、学位を取得するために何年も授業に出て無関係なプログラムを勉強するのではなく、短期コースに参加し、雇用主が求める特定のスキルを
身に付けることを選ぶだろう。
こうしたトレンドに追いつくために、KMUTT は木曜日に、学生、企業・業界関係者、一般市民という3つの主要ターゲットを対象に、eラーニング、
オンライン学習、教室学習で利用可能な非学位プログラムを開発すべく、東南アジア生涯学習センター(SEAC)との 協定書 に署名した。
地域 | アジア・オセアニア |
国 | タイ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
人材育成 | 高技能職業人材の育成 |