「これから、私たちは様々な世代の学生を迎え入れると同時に、研究プログラムやカリキュラムは学期や単元による制限がなくなる。一方で、試験に
基づく評価は調整が必要になるだろう。」と Suvit 氏は述べた。
KMUTT と SEAC の協定は2020年6月18日から2023年6月17日までの3年間である。初年度は、Online Instructional Designer、Virtual Learning Facilitator、Data Scientist Facilitatorといった新しいキャリアグループの学習過程をデザインするためのコラボレーションなど、国内でのパイロット
プロジェクトが実施される。
また、ビジネススキルと知識で切実に必要とされている科学者や研究者のために特別に設計された非学位ビジネスマインドセット・カリキュラムが
開発されるだろう。
翌年には、KMUTT と SEAC は、近隣諸国への業務とサービスの拡大を計画している。
SEAC の最高能力責任者兼代表取締役の Arinya Talerngsri 氏は、この協定は需要と供給が一致しない低品質の労働力、失業、その他の雇用が抱える難題を
緩和することができ、タイの経済と社会にプラスの変化をもたらすだろうと述べている。
「4~5年かかる大学での勉強は過去のものになるだろう。今、人々は必要と感じたときにいつでも自由に学ぶことができる。適切なスキルがあれば、
労働市場に参入することができる。
スキルアップが必要だと感じたときはいつでも、また勉強に戻ることができる。つまりは、これが生涯大学と呼ばれているのだ。」と Arinya 氏は言った。
地域 | アジア・オセアニア |
国 | タイ |
取組レベル | 大学等研究機関レベルでの取組 |
大学・研究機関の基本的役割 | 教育 |
人材育成 | 高技能職業人材の育成 |