Suvit Maesincee高等教育科学研究イノベーション大臣(Minister of Higher Education, Science, Research and Innovation)は大学に対し、テクノロジーと人口動態の変化に適応するよう呼びかけた。
大臣は、大学は学生数の減少と技術力の低下という二つの大きな問題に直面しており、時代に合わせて変化する必要があるとし、以下のように述べた。
さらに大臣は大学に対し既存のカリキュラムを徹底的に見直し、時代遅れのカリキュラムを廃止するとともに、政府の政策に沿った新しいカリキュラムを策定するよう、以下のような期待を述べた。
大学は、学生に対しスキルのある労働者を生み出すために必要な知識を提供するだけではなく、生涯を通じ学習を継続できる準備をさせる場であるべきである。大学は学生に学ぶことと、分析・評価するための批判意識を持つよう教育する必要があり、学生が考える場となるよう変わらなければならない。」
「タイの大学の適応を妨げる規制を緩和することは、当省にとっての喫緊の課題である。最初の6ヶ月以内に規制緩和を完了することを目標に設定している。」
最後に大臣はこのように述べ、同省が、全ての大学が“急速に変化する21世紀の世界”に適応するための支援と、適応の妨げになると思われる規制を緩和する準備ができているとしている。
2019年7月21日
Bangkok Post:Education minister urges universities to change with the times