教育省は、専門資格を保持していない技術者が専門学校(vocational school)の教員となることを認める。教育大臣のDr Teerakiat Jareonsettasinは、「教師の日(Teacher’s Day)」を記念しての式典の際に、政府は教員を常に尊重していると表明した。
この専門資格の要件をなくす決定により、職業教育局(Office of the Vocational Education Commission)が設定した厳格な必須要件が緩和されることになる。
現行の規則の下では、溶接、建設、機械などの分野における技術教育者を希望する応募者が専門学校で教鞭をとるためには、各分野における専門資格が必須である。
専門資格を保持しないものの実践的なスキルを保持する有望な応募者たちにとって、この要件は障壁であるとみなされていた。
Dr Teerakiatは以下のように述べた。
「この決定により各分野における実践的な経験を持つ専門家を教員として採用することができるようになるので、私立の専門学校はこの計画を歓迎している。
一方で、専門資格基準委員会(professional standards commission)は、教育の質保証のために、教員への応募者が持つ経験に関しては最低限の基準を設けることを検討している。
我々は、新学期が始まる前に、より多くの教員への応募者が集まることを期待している。」
2019年1月17日
Bangkok Post:Tech schools ease teacher entry curbs