2019年11月29日、タイ国立科学技術開発庁（National Science and Technology Development Agency：NSTDA）と香港サイエンス・テクノロジーパーク（香港科技園：HKSTP）はテクノロジーおよびイノベーション開発協力に関する覚書を締結した。署名式にはキャリー・ラム香港行政長官とSomkid Jatusripitakタイ副首相も出席した。
 
NSTDAのDr. Narong Sirilertworakul長官とHKSTPのDr. Sunny Chai会長によって署名されたこの覚書により、両者は、共同企業支援、ピッチングコンペティション、マッチングおよびデモンストレーションイベントなどのプログラムや活動を通じて、香港とタイの技術企業やスタートアップといった企業間の協力を促進するための枠組みを提供する。
 
イノベーションハブとしての機能をサポートするため、NSTDAは現在タイランド・サイエンスパーク（Thailand Science Park）、ソフトウェアパーク・タイランド（Software Park Thailand）、フードイノポリス（Food Innopolis）を運営している。さらに、タイの北部、東北部および南部にある三つの地域サイエンスパークの運営支援の他、新しい成長エンジンの促進を目的とした新たなイノベーションハブである東部経済回廊イノベーション（EECi）の設立を主導している。EECiは2021年に第1フェーズの建設が完了する予定である。
 
2019年12月3日
 
タイ国立科学技術開発庁（NSTDA）：NSTDA and Hong Kong Science and Technology Parks Corporation to promote technology and innovation development