タイチョンブリ県:タイの財閥、チャルン・ポカパン・グループ(Charoen Pokphand Group)傘下の企業大学であるパンヤピワット経営大学(Panyapiwat Institute of Management:PIM)は2020年、パタヤに新キャンパスを開校する。これにより東部経済回廊(EEC)の高度人材に対する需要の増加に応えることが期待されている。
同大学の組織コミュニケーションおよび市場事務所(Office of Organisational Communication and Market)のParichart Buakao事務所長補佐によれば、「PIM EEC」と名付けられた新キャンパスは、20億バーツの予算をかけてパタヤの20ライ(3万2千平方メートル)の土地に建設中であり、間もなく入学の受付を開始し、2020年7月から授業が開始される予定である。
「PIM EEC」開校の第1フェーズにおいては、下記三つの学士プログラムが提供される。
- 自動化工学(Engineering in Automation)プログラム
デザインおよび自動化システムに焦点を当てたプログラム。これらは現在鉄道や小売業界で実用化されているが、スマートシティやスマート農業計画にも利用できる可能性がある。 - デジタル技術科学(Sciences in Digital Technology)プログラム
IoT、ビッグデータ、機械学習に対する知識を強化し、これらの知識を実用化できるようにするプログラム。人工知能およびサイバーセキュリティについても学ぶことができる。 - イノベーションマネジメント(Innovative Management)プログラム
他のプログラムで開発された技術を、依頼者のニーズに適応できるようにするためのプログラム。
Parichart氏は、「学生は、ある業界のために開発されたイノベーションを、全国の他の業界に向けてどう拡張利用することができるかを学ぶ。たとえばスマート農業で利用される自動制御技術を、スマートキャンパスシステムに応用することができるのである。」と述べた。
2019年12月2日
Bangkok Post:PIM Pattaya campus open next year