2018年1月12日にスウェーデン高等教育協会の主催で開催された、大学と助成機関との会合で、スウェーデン高等教育特別調査官であるPam Fredman氏は、目標の総合調整と大学の自治を強化するため、大学及びユニバーシティカレッジのガバナンスと予算の改革に関する第一次提言を発表した。
提言の主な概要は以下の通り。
- 長期的なニーズと大学改革の進捗状況を踏まえて設定された国家によるより適切な目標の総合調整
- 関係省庁と大学間の契約に基づく長期的な目標達成と結果のモニタリングに至るまでの連携
- 大学の自治を一層拡大するため、大学が一つの財源から独自に教育と研究に使用できる予算の必要性
特別調査官を補佐するため、6名の専門家と8名の国会議員で構成される専門委員が任命された。本年12月に最終報告書がスウェーデン教育省に提出される予定。
University World News:Investigator proposes more autonomy for universities