【ニュース・ウガンダ】マラリア原虫の検出機器を開発したウガンダ人、賞のファイナリストに選出

 
ウガンダ人のブライアン・ギッタ(Brian Gitta)氏が、権威あるアフリカ・エンジニアリング・イノベーション賞(Africa Prize for Engineering Innovation)のファイナリストに選出された。計算機科学者であるギッタ氏は、「マティバブ(Matibabu)」と呼ばれる機器を開発した。この機器を使うことで、採血することなくマラリアに感染しているかどうかを迅速かつ正確にテストすることができる。マティバブは再利用可能な機器であり、ユーザーの指を挟んで使用する。検査結果は1分以内に判明し、操作に際して特別な専門知識は必要ではない。
 
ギッタ氏をふくむ4人のファイナリストは、新たな解決策を提示する技術革新をもたらしたと評価された。彼らは、サハラ以南アフリカの七カ国から選ばれた、16人の候補者のなかから選出された。4人は、2018年6月13日にケニアのナイロビで、審査員とオーディエンスを前にみずからの発明についてプレゼンを行う予定である。そのイベントで優勝者が発表されることになっており、25,000ポンドの賞金が授与される。また、その他のファイナリストには10,000ポンドが与えられる。
 
2018年6月1日
 
Standard Digital:Kenyan scientists discover new Ebola Vaccine
 

地域 中東・アフリカ
ケニア、その他の国・地域
顕彰 顕彰
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