【ニュース・ウガンダ】ウガンダの中等学校、職業教育の実施に改善の余地

 
ウガンダ政府は、2017年に中等学校でビジネス・技術・職業教育関係の教育を強化することを宣言していた。しかし、ジンジャ(Jinja)県とブイクウェ(Buikwe)県の自治体職員によると、ほとんどの中等学校は政府の意向に従っていないという。ジンジャ県で学校査察官を務めるエリア・キサンビラ(Eria Kisambira)氏は、県内の75校の学校のうち、職業教育をカリキュラム内に掲げているにもかかわらず具体的なプログラムを実施できているものは皆無だと述べた。
 
また、職業教育を担当するサフィナ・ムセンネ(Safina Musenne)氏によると、それらの学校は職業教育実施の計画をもっているものの、基本的に非実学的な中等学校のプログラムに職業教育を追加するための予算を持っておらず、とくに指導員の給与支払いやワークショップの開催などに必要な予算が不足しているのだという。
 
2019年2月20日
 
Daily Monitor:Secondary schools fail to teach vocational studies

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