【ニュース・ルワンダ】ルワンダ首相、教育は政府の最優先課題と発言

 
ルワンダのエドゥアール・ンギレンテ(Edouard Ngirente)首相はルワンダ大学(University of Rwanda)教育学部の学生を聴衆として講演を行った。首相はこの講演のなかで、知識に基づいた経済の実現を目指す政府にとって、教育の質向上は最優先課題だと語った。また、医療、教育、園芸、そして産業という4つの分野における政府の計画の実施状況について評価した。
 
ルワンダ政府は先日、来月から初等・中等教育の教員の給与を10%増額することを発表した。さらに、学校卒業後3年間勤続している小学校の教員と、5年間勤続している中等学校の教員に対して、学生ローンの返済を猶予することも合わせて発表された。
 
ユージーン・ムティムラ(Eugene Mutimura)教育大臣によると、学期ごとに1000人近い教員が退職しており、今回の給与増額やローン返済猶予措置はそうした教員の退職を阻止するとともに、より良い教育を実現するためのものだという。
 
2019年2月23日
 
The New Times:Government prioritises education – PM Ngirente

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