2020年10月29 日、UKリサーチ・イノベーション(UKRI)は、気候変動やCOVID-19などの世界的な研究課題に取り組む研究者を配備する
ために、研究室を最新化し、かつ世界トップレベルの施設を拡充するために8,800万ポンドを投資することを発表した。
当該資金は、
- 英国の先駆的な研究やイノベーションを支援する
- 英国の経済や社会に利益をもたらす
- COVID-19や気候変動など世界的な課題に取り組む手助けをする
ために使われる。
資金は、UKRIの一翼を担う及び他の権限が委譲された資金配分機関を通じて
- イングランドに5,000万ポンド
- スコットランドに840万ポンド
- ウエールズに170万ポンド
- 北アイルランドに90万ポンド
が配分される。
研究室は以下のCOVID-19の安全対策を実施する。
- 仕事場でより相互の距離をとるため、レイアウト及び装置の場所を変更すること
- 間仕切りを設置すること
- 空調およびフィルターシステムを改良すること
さらに、1,500万ポンドが地域経済の成長を可能にする施設を、1,200万ポンドが既存のインフラのメンテナンスや改修を、支援するために
英国研究パートナーシップ投資ファンド(UKRPIF)に確保される。
今回の発表は、今年7月にAlok Sharmビジネス大臣が行った、世界的な研究インフラへの3億ポンドの投資に関する発表に続く資金配分の
次の段階のものである。
これは、UKRIの一翼を担うRE及び英国の他の3つの高等教育資金配分機関によって管理されている高等教育研究キャピタル(HERC)の
既存の研究・イノベーションのインフラ資金の上に築かれる。
UKRI: UKRI invests £88 million in world-class science laboratories