【ニュース・イギリス】60万人の留学生受け入れ目標、2030年までに達成可能(2)

 
 さらに、「ビザを申請する場合は、健康保険付加料やビザ申請料の支払いが必要となる。これらの費用がどれぐらいになるかはまだわからないが、
これにも注目しておかなければならない。年内にすべての方向性が整い、来年4月頃に法制化されることを願っている。

 
 Graduate Routeはできるだけ簡素化するように努めているが、その点は、大学卒業後の選択肢として同様な制度がある競争国より、かなり有利
である。現在多くの学生がオンラインでの学習を開始し、または課程を修了しようとしている。このコロナ禍という状況下で、政府はGraduate Route
の資格を取るために、学生が英国内で学習していくことを熱望
している。

 
 なぜならGraduate Routeはいわゆる財力証明要件が必要ではなく、学生が英国に滞在してビザの規定に従っていたという保証が必要である
からである。つまり英国国内で学習しなかった学生にはこの保証はない。我々はGraduate Routeを取得するためにこれから留学を考えている学生にも
可能性を与えている。来年4月5日のイースターマンデーまでに英国に入国していれば、Graduate Routeに申し込むことが可能となる。」と述べた。

 
 また、同イベントでは英国国際教育で最も功績があるSteve Smith氏も講演し、国際的な協定がもたらす多大な恩恵を直に見ていると語り、インド、
インドネシア、ナイジェリア及びサウジアラビアの5か国との協議の場を創設するとともに、現在準備中の2019年の国際教育戦略の更新について、
願わくば今年後半には発表してもらいたいと述べた。
 


The Pie News :UK 600k int’l student target by 2030 “achievable”

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