2023年1月10日、Research Professional Newsが伝えたところによると、EUと英国は、英国を拠点とする研究者がEUの研究開発プログラムへの参加を拒否されているEU離脱後の貿易闘争に関し打開があったことを報告した。

 
1月9日に行われたEUと英国間の「建設的で友好的な」会談で、英国外務大臣のJames Cleverly 氏と欧州委員会副委員長であるMaroš Šefčovič氏との共同声明において、特定の課題に対して合意に至ることができたとし、信頼の構築と、保証を提供するための重要な前提条件であり、EUと英国の新しい基準を提供することになった。

 
具体的な課題は、EUの英国ITシステムへのアクセス、特に北アイルランドが関与した貿易関連と、2020年のEU離脱に関連する合意に従ったことを確認するものであった。EUのホライズン・ヨーロッパや地球観測プログラム「コペルニクス」および原子力研究プログラム「ユーロラム」への参加を希望している英国にとって、この新しい基準の会談は良い兆候となる可能性がある。この貿易協定の不合意により英国の参加が2年も遅れている。Cleverly 氏、Šefčovič氏および英国政府の北アイルランド省の大臣であるChris Heaton-Harris氏は1月16日に会談を予定している。

Research Professional News：‘New basis’ agreed for EU-UK political talks

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