【ニュース・イギリス】英国大学協会の理事会からの声明;言論の自由と学問の自由

 
2021年10月19日、2021/2022学事年度の新学期にあたり、英国大学協会(UUK) 理事会は言論の自由と学問の自由に関する高等教育機関の責任に関して再確認を呼びかけた。

 
自由な意見交換や法律内での言論の自由は英国高等教育機関の基本である。それらはイノベーション、発見において重要な役割を果たし、学生や職員に自分の考えを試す機会をもたらし、最終的には英国の大学が国の議論や広い社会における中心的な役割を担っていることを保証するため、擁護されている。

 
大学はそれぞれのキャンパスで言論の自由や学問の自由を守り、促進するため、適切な条件を整え、少数意見や特に社会から疎外されているグループの声が伝わるように努力する。すべての学生や職員が言葉に耳を傾けてもらえる環境かつ、敬意を持って扱われた上で、複雑で物議を醸す内容も含めて、様々な主題や観点について議論する環境や機会を推進していくべきである。

 
英国の大学で、働き、学び、演説するすべての人々はいじめやハラスメント、脅迫から逃れる権利を持っている。大学はキャンパスで良い関係を育み、安全な場所を提供し、多様なグループや個人がお互いの尊厳と敬意を持って討論や議論に参加する文化を維持するため、引き続き努力していく。議論や意見交換を安全かつ合法的に行うことによって、我々は相互の理解を深めることができる。


英国大学協会(UUK)Medical and dentistry places to return to pre-pandemic levels


地域 西欧
イギリス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
行政機関、組織の運営 組織・ガバナンス・人事