【ニュース・イギリス】学生局(OfS)、今夏までに大学に性的不正行為やハラスメントの指針の見直しを要請

 

2021年4月19日、学生局(OfS)は、大学及びカレッジにおけるハラスメントや性的不正行為に取り組むための緊急対策を求めており、OfS の最高
責任者である Nicola Dandridge 氏は、すべての高等教育プロバイダーに、次の学事年度の前に彼らの指針、システムそして手続きを見直すよう要請
している。

 
具体的には、規制当局である OfS は本日、大学及びカレッジが、年齢、障害、性転換、民族、宗教もしくは信念、性別そして性的指向含むハラスメント
や性的不正行為に取り組むために実施すべき具体的な手段の要点を述べた「Statement of expectations」を発表している。

 
その枠組みはすべての大学とカレッジが、事案を防ぎかつ事案に対応するための効果的なシステムと指針を実行するために、模範とすることができる
明確かつ矛盾がない一連の基準を提供している。例えばすべての大学とカレッジは以下について求められている。

 

  • 学生がいかなる事案でも報告かつ開示することができるように制度化を図り、報告することと開示することに対する潜在的な障壁を最小限にするように取り組むこと
  •  

  • 調査手続きが公平かつ独立した形になるようにし、関係者が効果的なかつ精神的な助言を得ることを保証すること
  •  

  • すべての学生、スタッフおよび訪問者に対し明確に行動規範を制定すること

 
入学時や着任時及び継続している関連する活動の一環として、行動規範は新規及び継続の学生及びスタッフに明確にされるべきである。

 


学生局(OfS): Students more confident with online learning than lecturers are about teaching digitally


地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組
行政機関、組織の運営 政策・経営・行動計画・評価
その他 その他