【ニュース・イギリス】各大学グループの政府の高等教育変革協議に対する回答(2)

 
ユニバーシティアライアンス(英国の主要な専門技術系大学を代表とし、地域推進に貢献する14大学で構成されている)

 
我々は生涯ローン資格(LLE)の政策的な変革の可能性や高等技術資格(HTQs)に対する建設的な姿勢などにもかかわらず、協議はイングランドの高等教育が直面する最も重要な問題である、学生、大学、納税者に対して公平で、持続可能で未来を見据えた資金調達は含まれていないことに異議を唱える。

 
大学入試機関(UCAS)の最新の大学進学データから、高等教育への需要が記録的なレベルに達していることを示している。今後10年間の間に、18歳人口は約20%増加するとみられている。(英国国家統計局: ONSより)政府はこの需要の高まりに対応するために、高等教育機関の定員を減らすのではなく増やすための努力をするべきである。

 
我々は協議回答として最低資格条件(MERS)(SNCs)学生定員制限などの政府の提案は、願望を砕き、状況を悪化させ、福祉事業系やコンピュータ科学などの主要な分野で長期的な計画を危険に晒し、最小限の影響のために追加的な官僚主義を作り出すことを概要として答えている。政府自身の平等影響分析の中で、特にMERSは貧困層や黒人学生に不均等に影響し、政府のレベリング・アップの取組を台無しにすると強調している。

 
我々は大学準備コースの規定に関して反対する。学費を5,197ポンドへ下げることは多くの大学準備コースは財政的に成り立つことができない。恵まれない環境の学生、特に「Covid 世代」は特にその支援が削減され、廃止された場合その被害を受けることになる。大学準備コースは、学生が学位を習得するために必要とする入学基準に達するための支援を受けることで、自分の可能性や願望を最大限に引き出すことができる人気で重要なコースでもある。

 
政府の生涯ローン資格に関してもし適切に行われるのであれば、いかなる背景を持つものでも、全ての年齢層に機会を与えるので強く支持する。

 
政府の生涯ローン資格を成功させるための構想と、我々アライアンスの大学は、政府にとって適任の提携者であり、生涯ローン資格を築くために支援する青写真を我々は発表した。

 
教育機関は生涯ローン資格のような提案によって起こる潜在的な機会だけでなく、需要が増えている技能研修制度や HTQs のような、もっと異なる高等教育への進路を整備するために必要な投資や戦略的危機を受け入れるための安定性が必要である。適切な資金提供がなければ、最終的には失敗となるであろう。
 


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地域 西欧
イギリス
取組レベル 政府レベルでの取組、大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
学生の経済的支援 学費、学生向け奨学金