【ニュース・イギリス】政府は将来の研究開発費の減税に対して意欲的であるべき

 
2022年3月23日、国立大学産業センター(NCUB)は同日発表された春の予算演説に対して、民間のイノベーションと英国の科学大国計画を実現するためには、強く目的にあった研究開発減税制度が不可欠であること述べた。

 
NCUB のセンターの最高責任者である Joe Marshall 博士のコメント:

 
「今年の春の予算演説では経済成長の過程としてイノベーションとスキルが強く取り上げられた。英国首相が英国のイノベーションに対して強化する努力をすることは歓迎するが、研究開発減税が将来、なくならないことが不可欠である。またその反対に英国が企業、研究やイノベーションに対する投資先として世界一の国になるためには協議は大胆で意欲的なものでなくてはならない。

 
この意欲は、この研究開発減税が引き上げとなったり、秋に削減されないというはっきりとした約束のもとで、今すぐにでも企業に示す必要がある。企業と大学は大きな不安定の中に身をおいている。我々は経済成長を促進するため、研究開発やイノベーションにもっと投資することを奨励する施策が必要である。我々は経済回復のため、より大幅な減税とより投資の誘因を政府に対して求めている。

 
英国は世界の研究開発とイノベーション市場で争う必要がある。我々の世界クラスの大学との提携は、世界で活躍する企業の研究開発の投資を魅了し、維持し、英国への投資へとつながり、政府はその誘因を高めることでさらに投資を奨励するべきである。我々は秋の予算に向けて英国の企業のニーズを聞くように首相に呼びかけている。今後の発表が我々の競争力を向上させ、イノベーション主導の経済を実現する大きな機会につながることを期待している。」

 


国立大学産業センター(NCUB): Government must be ambitious on future R&D tax relief, says NCUB

HM Treasury: Chancellor announces tax cuts to support families with cost of living


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