【ニュース・イギリス】地元での役割を再確認するため30以上の大学が新しい“市民大学協定”にサイン

 
2019年2月11日、英国の慈善団体で高等教育機関に資金提供をしているUPP Foundationは、著名な大学を含む30以上の大学が市民大学協定にサインするとして、以下のように発表した。
 
高等教育において最もよく名が知られたものを含む各大学は、地方政府やその地域の他の主要機関との協力によって、“市民大学協定”の制定に参加している。
 
新しい協定は、UPP Foundation(University Partnerships Programme Foundation)に設置され、元公務員のトップを務めたLord Kerslakeが議長を務めている市民大学委員会が同日発行した報告書での主要な勧告内容になっている。
 
報告書は、大学のある地域の最も悩ましい主要な問題を解決するための更なる支援について、その能力、機会、そして責任をどのように持つかということを述べている。
 
これらの問題は、地域の企業が技術的変化に適応することへの支援から、地域の人々の健康の向上、学校の児童や大人の学習者のための教育の向上、政治から芸術に至るまでのあらゆる分野における新しい市民リーダーの訓練・育成にまで至る。
 
報告書は、幾つかの大学が既にこの分野で実施し、自治体、雇用者、文化的機関、学校や継続教育カレッジと協力している、優れた事業の上に大学を立脚させることを目的としている。
 
UPP Foundation:Over 30 universities sign new “Civic University Agreement” to reaffirm local role

地域 西欧
イギリス
取組レベル 大学等研究機関レベルでの取組
大学・研究機関の基本的役割 教育
社会との交流、産学官連携 地域連携、社会貢献
レポート 海外センター