【ニュース・イギリス】リサーチ・イングランドが知識交換評価制度の協議に先立ち文書を公開

 
2018年11月19日、リサーチ・イングランド(RE:Research England)は、将来の知識交換評価制度(KEF:Knowledge Exchange Framework)に関して高等教育機関が協議に備えるためのものとして、3つの文書を発表した。
 
これらの資料については以下のとおりである。
 
(1)一つめの報告書“KEFのエビデンス収集呼び掛けへの反応”は、KEFの適切なやり方、そしてKEFで用いる適切なデータに関してREに提出されたエビデンスから浮かび上がってきた重要な点を要約したものである。このエビデンス収集の呼び掛けは2017年12月になさされたもので、どのようにKEFが高等教育機関を公平かつ有意義な方法で比較するか、どのようなデータであればKEFを特徴付けることに用いうるか、そしてどのようにKEFの評価基準をわかりやすく役に立つ方法で可視化するか、に関する提案を求めたものである。
 
(2)二つめの報告書“KEFクラスター分析レポート”には、KEFの評価基準の発展を特徴付けるであろうイギリスの高等教育機関の初期クラスター分析が含まれている。REは、協議に先立ち手作業で一部の大学を異なるクラスターに、特に含まれる高等教育機関の数が少ないものに割り当てることを含め、この分析を更に発展させる。
 
(3)最後の“KEFテクニカルノート”は、KEFの開発におけるUKリサーチ・イノベーション(UKRI:UK Research and Innovation)のデータの他の情報源の役割を説明している。
 
RE:Research England publishes first KEF documents ahead of consultation

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