行政管理予算局(Office of Management and Budget:OMB)は12月23日、連邦データ戦略(Federal Data Strategy)に基づいて策定されていた「2020年行動計画(2020 Action Plan)」の最終版を発表した。
本計画最終版は、2019年6月にOMBが発表した草案を基盤とし、一般からのフィードバック600件以上に基づいて作成されたもので、連邦政府所有のデータを最大活用するために、教育省を含む主要連邦省庁に対して、2020年に実施すべき活動を示したものである。
これによると、20の活動が指定されており、この中には、6月発表の草案から新たに加えられた、
- データリストの発表とアップデート
- 連邦政府全体レベルでの連邦最高データ責任者会議(Federal Chief Data Officer Council)の立ち上げ
- データ品質評価・報告指針の作成
- データ基準リポジトリの作成
の4つが含まれている。今後、OMBは、1カ月以内に連邦最高データ責任者会議を立ち上げる一方、各連邦省庁は、職員のデータリテラシー(理解・分析・判断能力)とデータスキル(実際の処理能力)の評価を6カ月以内に完了することになる。
なお、本行動計画は、こちらからダウンロード可能。
Federal News Network: OMB adds 4 new action items for agencies to meet next year in finalized Federal Data Strategy
12月23日