【ニュース・アメリカ】NSF、NIH及びNIFAとのパートナーシップの下で「EEID」プログラムの研究プロジェクト8件に総額1,500万ドル超を助成

 
米国科学財団(National Science Foundation:NSF)は2017年11月3日、国立衛生研究所(National Institutes of Health:NIH)及び米国食品・農業研究所(National Institute of Food and Agriculture:NIFA)とのパートナーシップの下で、「感染症の生態系及び進化(Ecology and Evolution of Infectious Diseases:EEID)」プログラムより、病原体と人間・動物・植物との間での相互作用を調査する研究プロジェクト8件に、総額1,500万ドル超を助成することを明らかにした。
 
EEIDプログラムでは、研究コミュニティの病原体・疾患に関する知識を深めるために、学際的科学者チームの構築を目指しており、NSF、NIH、及び、NIFAは、本パートナーシップを通して、生態学・居住環境の変化、侵入生物種の動向、人口動向と病原体の伝染の関係、及び、動物から人間への病原体の核酸などを研究する研究者同士の連携構築に向けた支援を行うことになる。
 
EEIDの下で行われる研究は、医療ケアから食品安全保障まで幅広く、今回の助成受給プロジェクトには、ワシントン州立大学(Washington State University)が主導する「タスマニアンデビルとその感染性がんの伝染に見られる進化」を含む研究プロジェクト8件が含まれる。
 
2017年11月3日
 
National Science Foundation:NSF, NIH and USDA make new awards to combat infectious diseases
 

地域 北米
アメリカ
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