【ニュース・アメリカ】APLUとUSU、「協力機会助成」5万ドルを受給する公立大学12校を発表

公立・ランドグラント大学協会(Association of Public and Land-grant Universities:APLU)と都市圏大学連合(Coalition of Urban Serving Universities:USU)は2017年6月5日、大学が地域コミュニティのステークホルダーとの間で締結したパートナーシップを拡大することを目的とした「協力機会助成(Collaborative Opportunity Grants)」を公立大学12校に支給し、大学によるコミュニティへの関与を学生の成功につなげる革新的アプローチを支援することを発表した。

 

大学がパートナーシップを締結している組織は、非営利団体、地方政府、医療機関、学区など様々で、助成を受給するためには、①大学教員の関与、②学資援助の再考、③コミュニティ資産の活用、④雇用者及び人材機関の関与、⑤幼稚園から大学学士課程(K-16)システムの統合・強化、の5つの優先投資領域の1つ以上に関与していることが要件とされている。今回助成を受給するのは、カリフォルニア州立大学フレスノ校(California State University, Fresno)やジョージア州立大学(Georgia State University)などを含む12校で、それぞれに助成金5万ドルが付与される。また、APLUとUSUは、2018年前半に再び助成申請受付を開始する予定で、今回の助成受給大学も申請が可能という。なお、これらの助成金は、全てビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill&Melinda Gates Foundation)による支援の下で支給されている。

 

Association of Public and Land-grant Universities:APLU&USU Team Up with 12 Public Universities to Drive Student Success through Community-University Partnersh

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