【ニュース・アメリカ】米国科学工学医学アカデミー、米国電力システム改善に向けて総合的提案事項を提示

 
米国科学工学医学アカデミーは2月25日、報告書「米国における未来の電力」を発表した。

 
 
本報告書は、特に米国がエネルギー供給の脱炭素化に取り組む中、安全且つ信頼性あるクリーンで回復力の強い電力を米国民に公平且つ十分に供給
できるようにするために、米国電力システム改善に向けた総合的提案事項を提示している。

 
また、世界においてサプライチェーンが移行する中で、技術・政策・事業モデルにおけるイノベーションを促進する手段についても提案している。
エネルギー省、連邦エネルギー規制委員会(FERC)、連邦議会、州政府機関、企業などに対する主な提案事項は以下の通り。

  • 電力システムの進化に関する理解の向上。
  • 電力サービスがクリーン且つ持続可能で、信頼性があり回復力が高い状況を確実に維持。
  • 電力使用状況に関する理解を高め、技術が変化する中で電力が適正価格且つ公平に提供されるために社会契約を維持。
  • 電力システムに関連する技術・政策・事業モデルのイノベーションを促進。
  • 世界におけるサプライチェーンの移行と革新的技術の流入を考慮した技術イノベーションの促進。

 
なお、本報告書は、こちら から閲覧可能。

 
2月25日


National Academies of Sciences, Engineering, and Medicine: 
Electric Grid of the Future Should Prioritize Sustainability, Resiliency, Equity, Reliability, and Security, Says New Report


地域 北米
アメリカ
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