米国科学財団(National Science Foundation:NSF)傘下の国立科学工学統計センター(National Center for Science and Engineering Statistics:NCSES)は12月11日、報告書「2018年度の州政府研究開発費は3%増で、エネルギー関連研究開発費は29%増(State Government R&D Expenditures Increased 3% in FY 2018; Energy-Related R&D Up 29%)」を発表した。
これによると、州政府が2018年度に拠出した研究開発費は総額25億ドルで、前年度比3%増であった。また、全体に占める割合が最大の分野は衛生関連研究開発費で、州政府による研究開発費全体の44%を占める11億ドルが拠出された。
さらに、エネルギー関連研究開発費は、前年度比29%増の3億9,700万ドルであった。主な結果は以下の通り。
- 州別だと、バーモント州の180万ドルからカリフォルニア州の6億3,310万ドルまで幅広い。
- 大学・企業など政府機関以外のために拠出される研究開発費が全体の75%を占め、州政府機関での研究開発費は全体の25%。
- 研究開発費拠出額の上位5州は、カリフォルニア州、ニューヨーク州、テキサス州、フロリダ州、ペンシルバニア州。
National Science Foundation:
State Government R&D Expenditures Increased 3% in FY 2018; Energy-Related R&D Up 29%
12月11日